ドギャアァァアアン!!!!
爆発!?
それは耳をつんざく大音響とともに発生したらしい。
自分の部屋でくつろいでいた私は慌てて引き戸を開けてみた。
すると・・・
そこには見たことのないトラまみれの汚い部屋が現れていた。
隣の部屋はキッチンのはず・・・一体これは・・・
もうもうと立ち昇る煙が晴れてくると、どうやらそこに生き物がいるらしいことを見てとれた。
もはや何が起こっているのかもよくわからず、パニックに陥っているはずの私は
なぜか恐れもせずにその生き物に近づいていく。
毛玉・・・?いや・・・それにしては薄汚れてなんだか汚らしい・・・
もう少し近づいてみる。
しあかん!!何してんだよこんなとこで!!
え?ここ俺の部屋だけど?
なんだ・・・と・・・
時間は真夜中、そこで部屋のチャイムが鳴る。
来たよー!
え・・・?
わらわらと部屋へ入ってくるGメン達。
私は現状を認識しようと必死になった。
これはもしや・・・・先ほどの爆発でしあかんと部屋が繋がってしまったらしい。
宴会を始めるGメン達。
やめるんだ!ここは私の部屋だ!
俺の部屋でもあるもーん☆
と言いなぜかウクレレを演奏しているしあかん。
なんでベースじゃないんだよ!
とりあえず気持ちを落ち着かせなければどうしようもない。
洗濯ものを干すことにした。
む、どうやらしあかんの部屋のほうがベランダが広いらしい。
そこに干させてもらおう。
部屋に戻った私はさらに驚愕した。
よう!
誰だ・・・!と思ったのは一瞬で
会ったこともないのになぜかすぐ理解できた。
しあかんの親父!!
あ・・・洗濯物干させていただきました。
おうおう、いいぞー
と言った瞬間全ての異物は消えうせ、元の私の部屋へ戻っていた。
そこで私が最初に思った事は・・・
アッー!しあかんの部屋のベランダに下着干してるうああああああ!!!!
っていう夢を見た。